芋虫の如く

ジクサーでどこかに行ったり、たまにサバゲーも行きます。

CBR250RR(MC51)レンタルしてきた&インプレ

だいぶ前、具体的に言うと8月1日、HONDAの絶対に負けられない後出しじゃんけんCBR250RR(MC51)をレンタル。

現行軽2輪でもっともまったりなV-Strom250に乗ったので一番過激なのに乗ろう、という考え。

 

・諸元(気になるところだけ)

シート高 790mm

装備重量 167kg(ABS仕様)

エンジン回り 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒 62.0mm×41.3mm

出力・トルク 38ps/12500rpm 2.3n・m/11000rpm

タンク 14L

ミッション 6速

フレーム ダイヤモンドフレーム

ブレーキ 前後共に油圧式シングルディスク

 

・外観、装備

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…気合入ってるよなぁ…

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カウル造形とか250フルカウルの先駆け、Ninja250Rから考えると進歩を感じるねぇ。

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トップブリッジ下に配置されたセパレートハンドル。

ミラーは前に折り畳める(後で知った)

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前から モードセレクター、ハイロー切り替え、ラップタイマースイッチ、ホーン、ウインカー。

モードセレクターは一回押すと切り替わっていくタイプ。

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ブレーキ、クラッチレバーは特に調節機能はない。

どうせアフターパーツに替えるだろうし、手の大きさはいろいろあるのでコストをかけてないのかもしれない。

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エンジンスタートとキルスイッチが一緒になっている。

…これも軽量化の一環?

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スロットルバイワイヤ。電スロ。

こうしてみるとすっきりしていていいね。

 

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タンクキャップは取れないタイプ。

 

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完全に衝撃を殺すでもなくカチカチでもないシート。

奥まって座ると太もも裏が浮くのでこの切れ込みは要らないかも。

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タンデムシート。

グリップ部分は車体から生えているのでタンデムシートを外すときに引っかかる。

 

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地面においても革部分は接触しない。

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シート裏に書類を仕込めそうなゴム留め部分がある。

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シート下はETCが入っている状態で手(長さ15㎝、厚さ最大5㎝ぐらい?)が入る程度にある。

意外と入るね…

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車載工具。

…?少なくない…?

 

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公式HPをみるとジクサーもダイヤモンドフレームなのでもう何がダイヤモンドフレームなのかわかんないよ…

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ガルアーム。

250クラスだとすっごい久々に採用したんじゃない?

 

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タイヤは前後GPR-300。

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ホイール根元なんかも加工してあるなぁ。

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灯火類はフルLED。

 

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こんなでっかいラジエーターいる?

と思ったけどこれでも足りないっぽい(後述)

 

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ステップ周り。

ローレット加工は粗目だけど滑らない。

タンデムステップは微妙にタンデマーの巻き込み防止だったりマフラーに接触しないように配置されている。

 

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気合の入ったマフラー。

容量確保のためか縦2本っぽくなっているのがカスタム感があってカッコいい。

 

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リアサスはプリロード調節可能。

5段階中弱い方から2段目だった。

 

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メカメカしい角度。

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配線も丁寧にまとめている。

 

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外してくれ、

と言わんばかりのリアフェンダー

ここに荷掛フックがあってもシートから遠くない…?

 

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エンジンが左右に張り出していたり、なんてことはない。

 

・足つき、ライポジ

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足つきの良さにビビる。(身長167cm、体重60kg、股下72㎝)…ちょっと太ってきた。

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尻のおさまりがいいところ。

これでも渋滞にはまると腰がきつい。

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タンデムシートに尻を押し付ける。

ここまでくるとタンクを抱いているようになる。一体感はピカイチ。

 

・数値的な話

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184.8km走行して5.87Lの消費、平均燃費は31.5km/Lとなる。

フルタンクで441km走れる。…意外と走るな。

 

100km/h巡航は

6速 7000rpm

5速 8000~8200rpm

4速 9000rpm

3速 11000~11200rpm

2速 レブギリギリ 14000?

(スポーツ+時)

 

いやこれ6速で全開にすると180km/hリミッターにあたるじゃん…

ECU書き換えすると国内版のリミッター突破できるとかロマンだね!

 

・感覚的な話

スパスパ曲がって軽く加速してじんわり止まる。

気合を入れてタンデムシートまで尻を下げ、コーナーの先に目線を送れば思い通りのラインを描く…

大型のパワーを扱いきれない、というのもあるがすんなりと乗り回せるのは気持ちがいい。

モードセレクターはコンフォート、スポーツ、スポーツ+の3種類ある。

コンフォートは明らかに加速が鈍い、ラフに扱っても暴れ無さそうなので雨だったりツーリング終盤でまったり走るときに使える。

スポーツ+は2次関数的に回転数が跳ね上がる。理解していれば初見でも問題ないレベル。

スポーツは今まで通りの上がり具合。正直出番が考え付かない。

リアブレーキの利き方がキレイ。踏み切った位置と車体が止まる位置がちょうどいい、といえばいいのだろうか。

 

もちろん欠点もある。

気持ちよく曲がれるのは70km/h以上(推定だぞ)。

車体剛性が高いのかあんまり速度が低いと路面の跳ねかえりを拾う。

速度規制40km/hぐらいの峠だと終始ゴツゴツしていて疲れる。

熱がこもるのも気になる。

レンタル屋でバイクを受け取った後高速に乗って100km/h巡航を試していたがその時からなんだか尻が熱い。

4000~7000rpmでなんかあったかいなーと感じるレベルなのでこれサーキットに持ち込んだらマズいんじゃない…?

事実、CBR250RRドリームカップでは2018年4月の改定で「ラジエーターの変更、サブラジエーターの追加」が認められた。ブン回して走るんなら熱対策必須。

 

こんな感じか…

SV650に乗った時に使えていた回転数とパワーグラフから考えるに50psが扱える限度。

パワーは越えちゃいないが車体が豪華すぎて運用速度を越えちゃうな。