2020年3月中旬、ワゴンRを納車されたぞ!
慣らしはすぐ終わったんだけど高速道路に行く理由が出来ずインプレ書けずじまいだったが何だかんだ高速に乗る機会があったのでインプレするよー。
あらかじめ言っておくと売れ筋のマイルドハイブリッドモデルではなくボトムグレードのFA、2WDの5MTモデルなのでこの令和の時代にギアをガチャガチャしたい人向けの記事だぞ。
・諸元(気になるところだけ)
車両重量 730kg
出力・トルク 49ps/6500rpm・5.9kg・m/5,000rpm
タンク 27L
ミッション 5速
ブレーキ フロント・ディスク リア・ドラム
パーキングブレーキ マクファーソンストラット式コイルスプリング
・外観、装備
外装オプションはドアバイザー、ドアハンドルガードのみ。
社外外装パーツはFZ,FX仕様がほとんどなので純正から選ぶことになる。
ハンドル。
中央部分のT字型の蓋全体がホーンスイッチなので手でハンドルを押すように回そうとするといつか誤ホーンする。そんなハンドル操作するなら免許返納するけど。
ウィンドウ、ドア操作ボタン類。
夜間光るのは運転席のウィンドウ開閉のみなのでミラー開閉どこ…?となる。
他ドアは自席のドアロックとウィンドウのみ操作のよくあるタイプ。
ミラー
サイドミラーの調整機能は8方向のデジタル式でなく360°アナログ式。
調整ボタンの操作性がよろしくないので無理してアナログ式にしなくてもよいのでは。
車内照明は電球
センターコンソール
CDプレーヤーが入っている部分はほとんどの人がナビを付けるところなのでやたらデカい。
エアコン操作用のパネルの隣の大口はCVT仕様だとシフトレバーがあるところ。10cmぐらいしかないのでフルサイズのペンを入れると落ちるぞ。
外気取り込み、車内循環切り替えレバーが点灯しないので暗いと手さぐりになるのでちょっと辛い。
センターメーター
FAはスピードメーターのみ。
軽自動車は日本国内専用モデルなところあるのでセンターメーターの恩恵はない。
OBD2接続のスピード、タコメーターをハンドル正面に付けたい。現実的なところでレー探の情報切り替えで検討中。
足元
スズキ純正アルミペダルカバーを装着。一番右のレバーはボンネット用。
身長167㎝、股下72cmの芋虫が座る分には足がきつい、ペダルがタイヤハウスに押しやられている感はない。
写真撮り忘れたけどガソリンコックの操作レバーは運転席シートレールの右前。
キーシリンダー周り
プッシュ式スタートボタン?知らない子ですね…鍵回してエンジンかけろ。
あとFX、FZ、FAのCVTモデルだと各種運転補助装置のONOFFスイッチがありそうな雰囲気のパネルがある。
FAの5MTモデルはESP(横滑り、トラクションコントロール、ABS)とヘッドライトの光軸調整ボタンしかないぞ。
ETCはさらにそのボタンの下に設置できる。
シフトレバーとパーキングブレーキレバー
シフトは短め。
足長くて手が短いです、みたいな体格だとシフトに手が届かないぞ。
運転席以外にはグリップがある。
カードホルダー
公式HPにもある推し装備なんだけどワイパー操作レバーの後ろにあるからすこぶる使いづらい。
フロントドアポケット
最近よく見る500mmより大きい麦茶が入る。あとなんだろ、地図とかの雑誌が入る横長ポケット。
リアドアポケット
アンブレラホルダーがあるけど後部座席にあるので使ったことがない。
助手席シートアンダーボックス
深さ10㎝ないぐらいのトレー。車止めとか車用ウェットペーパーとか工具類を入れたらいっぱい。
助手席オープントレーとグローブボックス
配線ぐっちゃぐちゃだけど今はちゃんとテープ留めしてます。
トレーはティッシュ箱ぐらいのスペース。
運転席、助手席前のドリンクホルダー
画面のはセブンイレブンのSサイズコーヒーなんだけど結構奥まで刺さっている。
トランク下
パンク修理キットの下にジャッキとレンチが入っている。
中央の空きスペースには取り合えずブルーシートと三角表示板を入れておいた。
後部座席
左右で独立して前後、リクライニングの調整ができる。
ただし横方向の補助はないので急カーブをするとすっ飛びそう。
運転席、助手席は少しだけヒップサポート、サイドサポートがあるので安心。
CVT仕様だとシフトレバー、パーキングブレーキレバーのあたりは追加シートがあって運転席⇔助手席間の移動が楽なベンチシート仕様。
サイドサポート、ヒップサポートの高さが割とあるので前に倒しきれない。
フルフラットにするにはヘッドレストをすべて外し前部座席を最大まで前に、かつ後ろに倒し切り後部座席は前に倒し切る必要がある。
右側もできるけど面倒なのでやっていないだけで全面フラット化もできる。
ボンネット内
写真だとわかりづらいがちょっと奥行きがある。
ボンネット固定用ステーは片側だけ。
・燃費
タンク残量半分ぐらいになったら給油、高速の場合は高速前と終わりに給油して
慣らし中(下道のみ、極力急発進しない、回転数上げない) 23.46km/L
下道(コーナー進入時、回転数高めで入る。法定速度まで引っ張り気味で加速させる) 22.15km/L
高速(90km/h巡航、追い抜き時のみ100km/h、本線合流及びJCTは回す) 26.57km/L
を記録した。
…燃費お化けのはずのマイルドハイブリッド仕様(FZ,FX)のWLTCモード走行燃費の数値が
市街地モード 23.0km/L
郊外モード 26.5km/L
高速道路モード 25.4km/L
なのでガチ燃費走行に徹すればマイルドハイブリット必要なくない…?
・車中泊
トランク部分にマットと寝袋積載
もうずっと積みっぱなしになっている。
敷くとこうなる。
後部座席部分が少し低いので追加でマットを敷かないとエビぞり状態で寝ることになる。
このときは傾斜のある所に車を停めることで解決した(要車留め)
ヘッドレストは邪魔になるので袋に入れる必要あり。
トランク部分に投げておくと内装に刺さりそう。
右側後部座席は畳んでいないけど靴脱いだり朝起きた時に体を動かすのにちょうどよかった。
・走った感じ(主観)
やっぱマニュアルのダイレクト感はいいな!低いギアで引っ張るときに変にECUが介入してくることもない。
730kgの車体は各種モーションの動き出しの軽さにつながりちょっとした移動も楽しくなる。
コツン、とゴツンの間ぐらいのシフトの入り具合は好みが分かれるところ。自分はメリハリがあって好き。
60km/hで曲がる場面だとタイヤがちょっと食わない。そういうことする車ではないけど。
60km/hまでは割と急に曲がっても横転の不安を感じることはない。これも軽量化の恩恵だと思う。
街乗りだと4速までシフトアップしている間に次の信号に引っかかることがある。
これはギア比の設定がワイド、ということだろうか。
気になるところは
・リアが障害物を越えた時にバタつく。
・高速走行時、トラックが横を通ると車体が細かく振れる。
・慣らしが終わるぐらいまで1速の入りがやたら渋かった。
これは慣れればどうってことはないレベル。本体価格100万の車に文句を言ってはいけない。
レブらせた時の挙動は
2速レブで65km/h、秒間4回ぐらいの燃料カットで速度を上げさせない制御。
3速レブで105~108km/h、一度燃料カットが入って100km/hになるまでアクセル開度を制御したようにゆっくり速度が落ちていく。
総じて近所のお買い物カー。
でも軽量化とマイルドハイブリッドを狙ったクルマ造りのおかげで車体が勝っているので少しだけ調子に乗れるクルマ。
こんな感じ。
代替品が出てくることは無さそう&バイクがメインなので多分潰れるまで乗る。