芋虫の如く

ジクサーでどこかに行ったり、たまにサバゲーも行きます。

arai アストロ-GX に買い替えた。

初バイクからaraiのクアンタムJを使っている芋虫。

3~5年で買い替えるのでボチボチ買替時。SSTR2022前には買い替えるか…と思っていたが生産終了したっぽい。(SSTR記事はもうちょい待って)

ということでヘルメット選定…といっても芋虫の頭は典型的なarai頭らしくフィッティングサービス無しでもaraiのMサイズ57-58がジャストなのでaraiから選ぶのが楽。

2022年現在のaraiフルフェイスは

・RX-7X:レーシングモデル

・アストロ-GX:ツーリングモデル

・ラパイド・ネオ:レトロモデル

・XD:レトロ⇔ツーリングモデル

の間のような印象。

下二つは空気取り込み口が少ないのと口元の取り込み口が露出しているので却下。

RX-7Xはそんなガチ走りしないし盗難されているイメージが強すぎるので却下。

ということで残るアストロ-GX購入となった。

 

折角なのでアストロ-GX(左)とクアンタムJ(右)の比較をしていこう。

周囲を眺めると後頭部のスポイラー取り付けが滑らか勝つ大型化していることがわかる。重さは体感軽いか…?ってぐらいだけどこれはプラシーボ込みだろ。

直進しているときの風切り音は誤差だけど後頭部の空気の流れが軽いなーという印象は確実にあった。今度記事にする予定のSSTRも首が痛いなってことはなかったし確実に技術進歩はしている。

プロシェードシステムはアストロ-GXが3段階で閉められるところクアンタムJは2段階。正直全開か全閉かしかしないのでこれはあまり差がわからん。

 

・頭頂部ベンチレーション(アストロ-GX)

↑が一番開けた時で

↑が一番閉じた時。

araiロゴの下が空気取り込み口。単純に開口部開けるんじゃなくてロゴで隠すっていうのはいいね。

空気の取り込み量はダンチ。5月の夜だと冷えすぎるぐらい。クアンタムJはこのロゴ部分の取り込み口がないので夏の快適さが楽しみだ。

ちょっと気に入らないなって部分は開け閉めの操作方向がロゴ部分とそうじゃない部分で逆というところ。全部後ろで開く、全部前で閉まるでよかったのでは…?

 

・頭部ベンチレーション(クアンタムJ)

↑が閉めている時で

↑が開けているとき。

コレはコレで操作しやすくて好き。流石に涼しさは負ける。

 

シールド上面の開け口は変わらんから省略。

・正面ベンチレーション(アストロ-GX)

単純。下げれば下げるほど空く。

 

・正面ベンチレーション(クアンタムJ)

これも下げるというか開けたら開けただけ開く。

 

・後頭部ベンチレーション(アストロ-GX)

右にレバーをずらすほど開く。

しっかしデカいな…ヘルメットを着けたまま空気圧調整とかするときにバイクにぶつけそう(数敗)

 

・後頭部ベンチレーション(クアンタムJ)

下に下げるほど開く。

 

ベンチレーションを見比べて見ると空気の流し方の考え方が違うんだな。

クアンタムJは各種取り込み口がそれぞれ空気を取り込むだけって感じだけどアストロ-GXは前から後ろに流そうという作りだ。特に後頭部にこの考え方が出ていると思う。

 

・内装(アストロ-GX)

全体的にボリューミーだけどソフト。ヘタりが早そうだなと思う。

写真だとわかりづらいがスピーカー取り付け口が大きくなっている。時代的にインカム前提なんだろうな。

 

・内装(クアンタムJ)使用感は許して

買ってから買い替えるまでクッション性に変化なし。

内装はベンチレーションに対応させているか否かぐらいで後は素材の変更なのでそんなに変わった印象を受けなかった。

 

・シールド固定(アストロ-GX)

↑がガチ固定で

↑が半固定。

これが曲者で半固定とガチ固定の行き来は非常に楽だけどガバ開けがグローブ装着状態だと無理。半固定からガチ固定にもっていくのもガチ固定から半固定に行く方向にレバー操作、レバーから指を離して上から下にシールドを押してガチ固定へもっていく儀式めいた手順が必要。

 

↑がガチ固定で

↑が半固定。

とにかくパワー。そこを除けば開け閉めは楽。

 

 

全体を通してアストロ-GXはクアンタムJより良くなっている。

…が、機能的には、というだけで操作性はクアンタムJが良い部分もある。特にシールド。冬の雨の信号待ちとかで開けたいシチュエーションはあると思うんだけど全然開かないのコレ。

開発者の考えとしてはベンチレーションやシールドは停車時にきちんと確認して操作してね!ってことだということは承知。まぁそのうちヘタって空きやすくなるでしょと楽観視。

 

そんな感じ。