ワゴンRも納車から5年の月日がたち、2回目の車検である…ので代車が出てきた。(自動車保険の証書のコピーが必要になったあたり、無茶した人がいたんだろうなぁ…)
ピッカピカのアルトが出てきた。今までは機能モリモリ上位モデルだったがこういうベースモデルも楽しみ。
・諸元(気になるところ
車両重量 690kg
エンジン R06A DOHC12バルブ
出力・トルク 46ps/6500rpm 5.6n・m/4000rpm
タンク 27L
ミッション CVT
車重から察するにおそらくアップグレードパッケージ装着車。
・外観、装備(指が結構映り込んでる…)
ああすごい社用車感…こういうタイプはなぜか軽自動車だと「軽セダン」になるみたい。(全高1550mmが境目)
そういえば2025年から軽自動車の型式別料率クラスが細分化されるけどこいつは人身傷害率が上がる不名誉な車種…なんだ営業車でやらかしてるのか。
見慣れたハンドル、そして正面にメーター。センターレイアウトするほどダッシュボード付近に余裕ないしな…infoボタンはセンターコンソールの画面ではなくメーターのODOなど切り替えにつながっている
エネチャージの電池消費早くない…?となる表記。というかハイブリットなのかエネチャージなのか誤認するだろこれ。モーター感ないからエネチャージかなーと判断してたけど。
インパネセンターポケット。意外とこの辺に駐車券を突っ込むのであると便利なスペース。公式だとスマホを置いているけど危ないのでやめよう。多分落ちてくる。
ディスプレイオーディオの表示内容はソリオが結構選べたので楽しみだったが車両情報周りはそんなに選べなかった。カーナビ、音楽もAndroidAuto前提なのでバックモニターがいらないならつけなくていいやとなる。
USBが一口。うーん、繰り返すけどここにスマホを置くのはお勧めしない。
やっぱストレートなシフトはいいな!フルオートエアコンの操作ボタンは運転席からだと画面が見づらいのもあるのでしっかり停まっているときに操作したい。
サイドブレーキ前のトレー…これMTシフトユニットとだいたい同じぐらいのサイズじゃない?モデル末期にMT出る?リップクリームはサイズ比較用。トレー手前のサイドブレーキとの境目がアルトバンとかアルトワークスのMT仕様と同じ場所にあるんだよね。
ボタン類のレイアウトは今まで乗ったスズキ車と変わらず…なのだがドアロック、オープンの音がやたら響く。要はドアがペラペラ。無理してサイドポケットつけるぐらいなら防御性能上げた方がいいんじゃないか…?
小さいながらもフットレスト有。個人的にはこのクルマはコンパクトツアラーに化けると思ったので有用な装備。
ヘッドレスト一体型のシート。見方を変えればフルバケシートもこんなもんだから(震え声)
シガソケ+フロントシートのシートヒーターのスイッチ。
多分上位モデルだと制御系のボタンが追加されるあたり。
インパネトレー…これも軽いものだけ置くことになるかな。すぐ上にエアバッグがあるのでスマホを立てかけられるようにしたりかさばるものを置いたりしたらいざという時に顔面パンチを食らうのでやめよう。
制御系のスイッチ。くりぬけそうな場所はETC用かな?
OBD2の接続口。ハイブリッド車種だとOBD接続のメーターは不調を起こすみたいだけどエネチャージはどうなんだろうか…
エアコンの送風口の仕組みが面白いと思った…けど送風オンオフの度に風向きがリセットされるのはちょっと嫌。
ドリンクホルダー。気持ちワゴンR比で浅い気がするけどコンビニコーヒーのLになみなみと注がれている状態とかでない限り重心的には大丈夫でしょ。
バニティミラー。アップグレードパッケージだと運転席のみ追加。助手席用が欲しければ要課金。
芋虫はサングラスをセンターミラーに引っ掛けるのでセンサーカメラなどついたアルトはミラー周りのスペースに余裕がなくなるんじゃないかと思ったが引き続きスペースがあるので安心だ。
ボディをペラペラにしてまで室内空間を確保し、切り立ったボディのおかげでサイドミラーの見切りがいいな!
ボンネットがある+車内空間を取りたかった?のかダッシュボードが狭い。この辺は横置きでスマホスタンドを置くのが限界なんじゃないかな。縦置きだと多分視界確保(前方2mにある高さ1m、直径0.3mの円柱)ができなくなりそう。
後部座席は想像以上に座れる。股下72㎝の芋虫で5㎝程足先が空く。
後部座席はヘッドレストがある…やたら動きが軽い。ロック解除すると自重で滑り落ちる。ローorハイの2種だけ。
後ろのドアはとてもシンプル。ドリンクホルダーはドアにはなくてサイドブレーキ後ろに結構浅めな物があるだけ。後部座席の人はコンビニコーヒーは非推奨。運転席、助手席ともにヘッドレストが一体型タイプなのでシートバックテーブルなんかも使えないぞ。
トランク部分はなんか…布がめっちゃ弱そう。とくにラゲッジアンダーボックスにアクセスするためにはピンを取り外す必要があるんだけどこの辺の端末処理なんかされてない、ただ切っただけなので頻繁に開け閉めすることを想定していないんだろうなと思う。
ヘッドレストが取れるなら後ろはフラットになるのかな?と思ったけどフラットにはならない。
ラゲッジアンダーボックス下にはいつものジャッキ+空気入れ+充填式のパンク修理キット。
必要最低限のバックドア内張。
純正タイヤはエナセーブ155/65R14の240kPa。このホイールカバー、タイヤが汚れそうだな…
使う機会はなかったけどウォッシャー液の吹き出し口は中央一つ。
変な取り回しのエアインテーク。
ボンネットがあるのでスペースに余裕はあるんじゃないかと思ったけど結構みっちりしてるボンネット内。
ウォッシャー液どこ?と思ったらかなり外側にいた。これめったにないけど容器交換とかパズルゲーだろ…
ヒューズ系。スッカスカ。
ボンネット裏のゴムが妙に柔らかい。劣化しそう。
エネチャージ用バッテリーの説明。タコメーターがないからアイドルとか言われても…
ボンネットを開けたときに操作する部分なんだけど少し奥まっているのか「あれ…?あかないぞ」となる、なった。
前からクーラーがよく見える。
陰で見にくいけど外した燃料キャップをひっかけるフックもある。
びっみょーに右の補助線がずれている気がするバックモニター。多分個体差か気のせい。
・燃費
…満タン返しにする際に判明したけどどうも前の借主が満タンにしていなかったようでノーコンテストで…
瞬間燃費系や平均燃費系は18~20km/Lを指していた。
・走った感じ(主観)
あ、アイポイント低いクルマ楽しいな…となるクルマ。CVTもビンビンレスポンスってわけじゃないけど踏んだらしっかりフケる。気分がいい。
CVT自体はお山の下りなどではLにしない限り強く減速しないがエネチャージの充電で疑似的にエンブレがかかる。
借りた期間では15km/h以下のギクシャク感と仲良くなることはできなかったけどうまくいくときもあったので慣れだな。
ワゴンRより軽い車体でマイルドハイブリッド+ターボエンジン+CVTの組み合わせがあればコンパクトツアラーとして面白そう。ワークスは次期モデルまでお預け。
ただ3日間ほど乗って売りというか面白さのアイポイントの低さが「乗り込む時の姿勢変化が多く、体格体力によってつらい場合がある」とも取れたのでそれこそ社用車とかお一人様の足車需要しか狙えないんだろうなとも感じた。あ、ドアノブそんな低いのと思うこと多々。
(個体差かもしれないが)スズキ乗用車最安値を目指しているからか少し負荷をかけると妙な音がする。お山の下りでちょっと切り返したりしていると車両の後方から「ミシ…パキ…」みたいな音がする。
初めての車とかほんとに足車なんです!っていう人が買って満足、ほんとに欲しい人はもっと満足なクルマ、アルト。