唐突だけどライフル買った。
自衛隊時代、なんか取った資格あるの?
と聞かれるとモールス信号とか2輪免許とかあるんだけど世間ではとれ無さそうな資格として射撃徽章を持っていた。
いうても準特級、自分のいた部隊だと5~7人に1人はもっていたのでそんなにレアなものではないがちょっとした自慢だった。(一度でも基準値以下をとると徽章は持てない)
で、除隊した後も技能は維持しておきたいな、ということで1日一回は引き金を引く感覚を思い出すようにしている。
やり方は至極単純で10歳以上用のエアーコッキングハンドガン(縁日とかで売ってる鉄砲の上半分をガチャガチャする奴)の撃鉄(鉄砲の後ろでピョコピョコしてるアレ)を起こして引き金を引くだけ。BB弾を撃つことはない。
そんなの効果あるの?と気になる人もいるだろうが自衛隊の訓練もほぼ変わらない。
実銃とエアソフトガンの違いなんて引き金をひいたら撃鉄を固定する留め具が外れて撃針が火薬を叩くか空気を圧縮するピストンがすすむかぐらいだ。
でも拳銃は使ったことないしやっぱ小銃の構えを覚えておきたいよなぁ。
ということでタイトルにもあるAGM M1カービン購入に踏み切った。
89式は電動かガスかの2択なので保守・点検が面倒なので除外。
M1カービンも警察予備隊~自衛隊初期にかけて使われてたし大丈夫でしょ。
amazonからちょっとあやしい包装で到着。
ウッドストック調verと黒プラverがあるけどウッドストックを選択。
箱は使いまわし。
海外製品なので日本の銃刀法(0.2gBB弾で98m/s以下)を違反していないですよ、という証明付き。
本体、マガジン、クリーニングロッド、BB弾、BBローダー、取扱説明書の基本セット。
…このBBローダー、東京マルイの丸パクリ、かつ弾送りが非常に悪いので使えない。
クリーニングロッドは曲がっているし先端が割れていたので使えない。
40発入るマガジン…ばねが硬くて30発あたりから面倒になる。
この曲がっているタイプのマガジンはM2仕様なので厳密にはM1カービンのものではないらしいが二次大戦ごっこをやるためのものではないので問題ない。
引き金と安全装置。
流石に設計がWW2後期なので最近の小銃にある人間工学に基づいた配置とかではないがコレはこれで。
ねじ止めではなくEリング留めって本気のおもちゃだな。
照星(フロントサイト)と照門(リアサイト)。
照星は左右の調整と距離に応じて選択ができる。最短距離に設定。
見出し(サイティング)。
コレ照門の穴デカくない?エアガン独自?と思って調べたけど実銃もこのサイズっぽい。
まぁ89式より想定している射程は短いだろうし見やすさ優先か。
取扱説明書。
ちゃんと日本語がある!
ASGKの簡易弾速計の結果。
証明通りに90m/s以下。
・構えてみて
アウターバレルなど、ダイキャスト製っぽい部品が多用されているせいか重心は前気味。
ライフル射撃時のブレって個人的には「引き金の引き方」「銃身の保持」「肩付け(見出し)」で全部決まると思うので銃身の保持練習にちょうどいい重心だ。
プラ部品から多少のきしみ音は出るけど気にしなくてもいい範囲。
・撃ってみて
射場(管理者のいる部外者の入ってこない位置を指す)で30m射撃実施。
バネ鳴りが大きい。
左右のブレは気にならないが鬼ホップがかかる
0.2gBB弾だと20~25m地点で人間の頭2個分ぐらい上がっていく。
ホップパッキンを削るのは精神的によろしくないので2.5g弾を試してみよう。
依託射撃をしても左右のブレは発生した。よそのサイトを見るとアウターバレルとインナーバレルの間に微妙に隙間があるらしい。それがぶれちゃっているそうだ。
まぁ実射性能はそんなに求めていない。
構えの練習が出来ればいいので中身については暇があればいじって行こう。
ブログタイトルの下にある「サバゲーも行きます」なんて書いてるしそれっぽい記事を書きたかっただけなのだ。
とりあえずこんな感じ。