2020年11月ごろに自損事故を起こして右ステップ取り付け部分のフレームが曲がった。
↑これが曲がった状態。ニーグリップする部分がスイングアームの上に寄っている。
基本的に同一フレーム(スイングアームは少し太い)のジクサー250をレンタルしたときのステップ周りが↓
まぁ画像だとわからないけど乗るとわかる。スッゴイ気持ち悪い。
乗り換えかな…と思いレンタルするもジクサーがちょうどいいんだよなぁ…他車カタログを眺めてもいまいちピンと来ないなぁ…とYBR250→ジクサーのようなひらめきが来ない。
ジクサー150は何かなぁ、無理やりセパレートシートにした感あってシート下がマジで致命的なんだよ…フレーム曲げとかすごい高額だし中古ジクサー狙うまであるな…
…よっしゃ!「仮に事故を起こしていなくともこの排気量で29000km(事故当時)走っていれば査定ほとんどないですよ」とスズキワールドの人に言われたし好き勝手いじるか!
と考え、ジクサーフレーム修正を試みることにした。これが年末の話。
とりあえずテコの原理で手前に引っ張ろう、頑丈で仮に曲がっても良さげな鉄の棒…
ダイソーのスパナだな!惜しくないし店にあった一番長いものを2本購入。
家に転がっていたゴムシートを適当なサイズに切って準備完了。
下に敷いているゴムの塊は普段駐車するときに使うつっかえ棒。台風が来た時にシートカバーかけっぱでもバイク倒れんぞ。
スパナを押し当てる位置に養生。
これで手前に引っ張るだけの曲げ直し。
実際にやってみたらスパナが短くて腕だけでは全然力がかけられなかったので両足をフレームにつっかけて背筋やら胸筋やら全身で引っ張った。結果、
見た目上直った。
ゴムシートが少し破れてスイングアームに傷が入ってしまった…
曲げ直しだしちょっと乗ったらまためり込むのでは?と思い試走。
いつもの筑波山。
立ち乗りしたり親の仇の如くステップを踏みつけても元に戻ることはなかった。
さて機能に問題がないことはわかったが一応補強しよう。
ダイソーのヘラと
初めてのバイク(CB223S)をこかしてヘッドライト補修に使ったアルミパテ(6~7年前のもの)を準備した。
パテ2種を練り込んで
ステップのついていたフレーム裏側に
パテを埋めた。触って分かったけど意外と複雑な造形をしていたので固まったら剥がれ落ちることは無さそう。
ネジ穴が埋まった状態でパテが固まってしまうことを防ぐために1~3時間に一回ネジを緩めたり締めたりする必要があった。
ちなみにフロントフートレストブラケットボルトの締め付けトルクは23N・m。社外バックステップとか出てないから活用機会はないよ。250用はあるから流用はできるんだろうけど。
パテの硬貨を待つ間、マフラー付近のガリ傷をごまかそうと試みた。
養生してペイントペンで塗る。この手のペンってなぞるんじゃなくて点を打つように塗料をのせていく必要があるよね。
マフラーのサイドカバーの傷は液体コンパウンド+ダイソー電動ポリッシャーで磨いたら消えたけどエンドは深くて無理だったね…機会があれば外してガッツリ磨く必要があるかな。傷を均せたので錆び予防ぐらいにはなるでしょ。
うーん、1200番で軽くやすってみたけど暗いところで見るとテカってしまうな…
ペイントペンも6年物のホンダブラックだししゃーない。基本明るいときに乗るからヨシ!
スパナでひっかいてしまったスイングアームも錆び予防ぐらいに塗っておいた。
補修後2000km程走り回ったけどパテが剥がれたりとかフレームが曲げ直す前の角度に戻るとか塗装が落ちるといったトラブルは一切なし。
洗車も何も気にせずやっている。
乗りつぶすぐらいの勢いで乗るぜ…!