今年もSSTR2021に参加した。
10月5日から7日までの3日間。いやぁシフト勤務の職場でよかった。
今回は念願のホムセン箱装備だ。サイドスタンド短くしないと怖いと過去に言ったが今回は新兵器にて対策する。
カッパ、タオルに包んだチェーンルブ、工具セットと150ccほどのエンジンオイル、いつもの着替えセットを積んで少し余裕がある。
・1日目~SSTR2021本戦~
さぁ朝5時。日の出とともに走り日の入りとともにゴールするSSTRとしては微妙に遅刻である。
直射日光を浴びつつ開始地点へ。
4万㎞を越えたジクサー。
前回もこれぐらいの時間に出発したし何とかなるでしょ…
ということで出発。日本海側のスキッとした空気を求め西進だ。
ちなみに今回はカメラの取り付け角度をしくじっているので車載カメラの切り抜きはすべて斜め。
道中の横川SAで箱の固定を確認。キャリア部分はあくまで補助。荷重はタンデムシート部分にかかるようにする。
ついでに遅めの朝ごはん。
去年と同じく道の駅かつらが指定道の駅やろ…と思っていたが違った。関東側で指定道の駅に行こうとしたらゴールが危ういと判断し石川付近の指定道の駅を目指す。
名立谷浜SAにてお昼。ミニかつ丼にしたらマジでミニ。これぐらいが食べやすいけどね。
うーん、何とも言えないけど日本海側って感じの空気感。粒が締まっているというか。
もう少しで石川県入りかな…?と左車線をトラックと仲良く走っていたところ…
滅茶苦茶挙動のあやしいトラックと遭遇。すんごいの。カメラ回す前だとマジで左ガードレールスレスレまで行ってた。
決死の追い抜き。パワーに劣るジクサーは追い抜きもタイミングを見ないといけない。
追い抜き終盤で右に突っ込んでくるトラック。
この後先行していたんだけど脳死運転なのか居眠りなのか芋虫のジクサーを基準に走ると決めたのか微妙に加速されて焦る。プリウス君×2台を間に挟み防御姿勢をとった。
今回の指定道の駅として選んだのは道の駅井波。
写真だと陽が高く見えるけどこのとき1513。この日の石川県の日の入りは1730なので下道が混んでいたりすると結構ギリギリだ。
SSTRは日の入りギリギリを狙うべきでは?と思うが海岸線を大名行列で走るのは気を使うので避けたいのだ。
のと里山街道にくるとSSTRやってんなという気分になる。
SSTR参加するときのお気に入りゴールスポット。のと里山街道を降りてなぎさドライブウェイに行く途中にある転回地なのか駐車場なのか微妙なところ。
海岸沿いだとバイク倒しそうでね…
片道611kmかぁ。
さてゴール登録をしたらお楽しみのなぎさドライブウェイだ。毎度途中から入るが今年は端から端まで走ってやろう。
え、マジで8km走るの…?と少し後悔している序盤。気を紛らわせるために
写真を撮ったり
綺麗な風紋に足跡を付ける贅沢を覚える芋虫。
そういえば今回は首は冬、体部分は秋、グローブはメッシュグローブにヒートインナーグローブというごちゃまぜ季節感の服装でちょうどよかった。カッパの出番はなし。
無事転倒もなくゴール。
足元の板は去年のSSTR参加賞の板。やっぱコロナ本戦だったしキャンセル多かったのね
つけっぱなしにしていた車載カメラに映る夕日がきれいだった(小並感)。
さて参加賞をもらった後はホテルへ移動…なのだが行かねばならぬところがある。
それはエ○本の自動販売機!いやぁ正直あの何とも言えぬ空気を味わうために来たといっても過言ではないぞ!
あれ…?なんか無人販売所なのだから当然なんだけどすごい静かだぞ。
あっ…
これは…
また一つ時代が終わったことを実感。次のSSTRの時も残骸を見に来るか…無駄にノスタルジーに浸っていたら陽が落ちたから飯にしよう。
金沢、富山に陣を構えるすし食いねぇ!にて夕飯。
地元チェーンの回転ずしだっていうから入りやすいやろと思っていたらそれなりに上等な店らしく店の6割回らない席だったんですが。とてもおいしいが(ボキャ貧)何の魚かわからん。
ファミリー層もいるっちゃいるけどあれだよ元気いいけど坊ちゃん刈りを綺麗にキメた子のいる上等なご家庭が来るようなタイプ。駐車場の車もボトムグレードはない感じ。
食後はいつもの旅籠屋へ。
雨が降りそうとの予報だったので軒下に停めさせてくれた。
長めのサイドスタンド対策。自宅用のゴムの塊には劣るけど持ち運ぶ分には十分な耐荷重。
要は逆サイドに倒れなければよいのだ。チェーンルブを軽く注して就寝。
参加賞(後日郵送のコーヒーメーカーを除く)
ピンバッジを飾る小さい棚か何かを作ってもいいかもな。
次の日の朝。
旅籠屋パン食+ヨーグルトを軽く食べてオイルチェック。90~100km/hで600km走破しても点検窓で1mm減ったか減ってないかだな。
出発前にエンジンオイル+オイルフィルターを交換して上限ギリギリまで入れていたので補充の必要はなしと判断。
去年いけなかったSSTRCAFEにておやつ(10時)。チーズトロットロでこれからの季節にぴったりだ。
併設されたお店でお土産を買い自宅へ送付。まだ一泊あるので荷物には余裕をもちたい。
風間深志さんがパリダカに出場した時のDR。
車体剛性なんかは今のバイクの方がありそうだけど基本的構成はこの時代から変わらない。
のどぐろ食おうぜ!ということでパッと調べたお店へ前進…
ランチの時間はのどぐろやってないらしい。ランチもおいしいからこれはこれで
SSTR帰宅のお楽しみは白川郷だ。ちょっと山の中に入っただけでこの森のくっきり具合。好き。
道中雨に降られたので白川郷バイク駐車場で着物を干す。追加でゴムロープを持っていてよかった。
さて白川郷、今も生活の場として運用されている世界遺産のため写真撮りまくるのも個人のプライバシーとかがアレやろということで眺めるのに専念、と思ったが
見世物としてあった家を容赦なく写真に撮る。
用水路に魚がいたが彼らは流れに逆らって緩やかに泳ぎ、延々と同じ位置にいた。
特に腹は減っていないがせっかくなので焼きおにぎりとラムネ。
コメがたっているな…!と言いたいところだがかために炊いてあるだけじゃね…?
白川郷で一番衝撃的だったのはトイレの紙の向きが逆向きだったこと。
日本だと馴染みがないらしいけど海外ではきのこたけのこ戦争並みの話題になるらしい(噂)
見どころは見たので本日の宿へ向け群馬県へ。
中部縦貫道の前の道、ひたすらに曲がりくねっていてこれ晴れていたらいい気分なんだろうなぁ!と思っていたが
なーんか路面が食わない。冬の間の凍結防止剤が薄く残っていたりするんだろうか。全体的に白っぽく気持ちよくない。結構なペースで問題なく走っていたが陽が落ちてから
雨に降られる。80km/hで走る車両を見つけたので追走する形でペースダウン。
旧型ジクサーのヘッドライトは「ほんとにコレ規制通るんか?」と不安になるぐらいには暗いのだ(現行はLEDなので明るい)、前走車はありがたい。ずぶぬれになりつつ梓川SAへ。
とろろそば。精力を付け宿まで200km弱の行程をがんばる。
そばを食べたら雨はやんでいたが濡れている上着よりかは…とカッパに着替える。
横川SAに行くまでにまた雨に降られたし結果的に正解。
スマホホルダーも前回SSTRから引き継いだ自作品だが雨対策は走行風によるガードとスマホ本体の防水にまかせる豪雨の時はナビ無しになる諸刃の剣。
今回の為にフルカバーのスマホポーチNB-18を購入したがXZ1は画面タップによるスリープ解除が無くなってしまったので使えず完全に無駄になっている。欲しい人いる?
2泊目も旅籠屋。最近旅籠屋スタンプラリーを始めたのであと一店舗行ったらくまさんマグカップがもらえる。
あと今回のツーリングで学んだのはロックアイスにお酒入れてストローで飲むとすごいキマる。ストゼロモンエナ割とか死人が出そう。
・3日目~体とバイクの整備依頼~
帰りは温泉に行こう!と思い尾島温泉利根の湯へ。
…10/21までは市内在住者限定、11/6現在は群馬県内在住者限定利用だった。
どうも御老人が多く利用する施設らしい。ここでクラスターがおきたら一網打尽になりそうなので警戒もするか。
しかし温泉には入りたいので花湯スパリゾートへ。
若干雨っぽい中で露天風呂に入るのは最高だ。露出癖があるのかもしれん。
風呂上がりの冷やしうどんは地元特性の麵らしいがそんなの気にならぬ。食べやすくおいしいから正義なのだ。
風呂に入った後に雨に降られたがそんなことはどうでもいいのだ。
群馬を抜け、一気にスズキワールドへ。タイヤ交換の日程を決めた。
大雨に見えるがカメラにいい感じに水滴がついているだけ。霧雨にもならないか…?ぐらいの雨。ライダーにとってはだんだん服が湿っていくトラップ。
書きだしてみるとあっという間の3日間だった。
合計走行距離は1430km、合計給油は32.9L、平均燃費は43.4km/L。結構悪い燃費だな、と思ったがこれでもワンタンク500kmいくのか。
次回のSSTRは誰かと落ち合ってもいいかもな…でも土日でこの工程やろうとしたら渋滞で詰みそうだから4連休取って神奈川スタートで距離縮めたりするか…?と今から楽しみだ。呼ばれたら行くぜ、ぐらいの心持。